ウロコアシナガグモ Tetragnatha squamata

 アシナガグモ科 体長♀約8o、♂約6o


♀ 2007-10-11 和歌山県 撮影: 紀伊半島さん


♀と卵のう 2006/06 東京都 撮影: ぴーこさん


♀ 2008-05 滋賀県 撮影: 渋ビオさん


♀タイプ 2007/04M 東京都 撮影: 混沌さん


♂(画像下段.上はワカバグモ) 2006/11/14 東京都 『今日はそれなりに強い風が吹き、飛ぶ(移動)のにうってつけなのか糸器を天に向けるものを多く見ました。 ワカバグモ♂(亜?)とウロコアシナガグモ♂』 コメントと撮影: 國末さん


♂(左)と産卵前と思われる♀(右) 2006/06 東京都練馬区 撮影: きどばん


『公園のトイレ天井のウロコアシナガグモ♂♀。♀は産卵直前のようです。 080506 東京都小金井市』 コメントと撮影: きどばん


♂(右)と卵のうを守る♀(左) 060507 東京都練馬区 撮影: きどばん


真冬に卵のうを保護する♀ 2007/01/21 東京都練馬区 撮影: きどばん

孵化済みの卵のうを保護する♀ 081123 東京都小金井市 撮影: きどばん



まどい 070526 東京都練馬区 撮影: きどばん


♂とまどい 090801 三鷹市大沢 コメントと撮影: きどばん


幼体 2007/02E 東京都 『この季節、ちっこいけど数は案外居るみたいですね。』 コメントと撮影: くまじろうさん


♂ 亜成体への脱皮 2007/04 東京都練馬区 撮影: きどばん


 寄生蜂


ウロコアシナガグモの寄生蜂 2007/04 東京都練馬区 撮影: きどばん
『タケワキクモヒメバチAcrodactyla takewakiiのようですね。このクモヒメバチにはキタドヨウグモという寄主記録があって、ほんとにアシナガグモのと同種かなぁとも思うのですが、形態的には差はありません。他にはアシナガグモの1種(幼体なので同定できませんでした)から羽化したことがあります。』 コメント: みつきさん
『最近タケワキとしていたものの中にもう1種含まれているらしいことが分かりました。他のアシナガにつくものも含めて、寄主記録を地道に増やしていく必要がありそうです。なかなか奥が深い...』 コメント(2008-03-07): みつきさん

♂.腹背の白いのが寄生蜂の卵 『ダニにつかれたうえ,ハチにも攻撃されたかわいそうな個体(宇治にて5月12日)』 コメントと撮影: みつきさん

Acrodactyla sp.に寄生された幼体 上 070103、下 061224 東京都練馬区 撮影: きどばん

ウロコアシナガグモ幼体(体長3mm) に寄生するAcrodactyla sp.幼虫.幼虫越冬. 060307 東京都練馬区 撮影: きどばん

『080524 東京都練馬区石神井公園。地表20p位の草間を移動中、左に見える網はコクサグモ幼体のものでウロコアシナガグモとは無関係。捕獲後、蛹化〜羽化の詳細データはなし(つまりほったらかしw)。成虫に気づいたのが6/6です。』 コメントと撮影: きどばん

2007/04 奈良県 撮影: みつきさん

Acrodactyla sp.終齢幼虫 2007/03/27 東京都練馬区 撮影: きどばん
『ウロコのはうまく育っていますね。背中のコブが離れているのが見えるので、やはりAcrodactylaのようです。楽しみです。』 コメント: みつきさん

繭 横断面は正方形(スケール最小目盛0.1mm) 070330 東京都練馬区 撮影: きどばん


 ヒメカマキリモドキ?


寄生された♀ 070616 東京都練馬区 撮影: きどばん
『ウロコアシナガグモについている虫ですが,確かにヒメカマキリモドキ幼虫っぽいですね.少しぼけているので確実ではないものの,色やついている位置などは,過去の例と変わらないようです.これまで日本で,野外で造網性のクモに幼虫がついていたという記録はないと思いますので,貴重な情報ですね.カマキリモドキ幼虫は,基本的には徘徊性のクモの方がとりつきやすいのですが,造網性のクモも植物上を歩くことはあるので,これにつくのもあり得ないことではないと思います.ちなみにこのカマキリモドキ幼虫の運命ですが,実験室内ではオオヒメグモの卵で成虫にまで至ったことはありますので,これも成虫になる可能性は十分にあります.』 『ウロコアシナガグモほどになるとどうかわかりませんが,クモ卵嚢が小さくても発育できることはあるようです,私も開張が10 mm程度のヒメカマキリモドキ成虫を採集したことがあります.どこまで小さい卵嚢で成虫になれるか実験してみたことがありますが,うまくいきませんでした...』 『カマキリモドキ幼虫は吸う口ですね.3齢になると,ごく短い突起のようにしかみえませんが.あと,非常に小さいものの脚が残っていますし,眼を顕微鏡で拡大してみると,3つの小さな個眼から成っているのがわかります.』 ヒメカマキリモドキに関するコメント: ヒラさん

 

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