サカグチトリノフンダマシ Paraplectana sakaguchii

 コガネグモ科 体長♀8o前後、♂2o強※


幼体 『先日久しぶりに近所のフィールドでクモたたきをしてきました.ハチの方はバラギヒメグモにつくものがぼちぼちといった感じでしたが,あまりぱっとせず.クモの方もこれといったものは見あたりませんでしたが,1頭トリノフンダマシ類の幼体が落ちてきました.体長1.8mm(20100214大和郡山市)』 コメントと撮影: みつきさん
『おお〜っ!!! サカグチ♀(多分)幼体ですね!! 私は冬期にトリフン幼体を見たことがありません。クモ採り達人S元さんに「トリフン幼体はビーティングでは落ちにくい」と、聞いたばかりですが・・・さすが!・・・叩き方が違うんですかねw よろしければ、環境と高さなどをお教え願えないでしょうか<(_ _)> 』 『>体長1.8mm 奈良県でこの時期このサイズ・・・これが標準的越冬ステージかも知れませんね。飼育だとどうも・・・ベレーのカモノハシさん、ご覧になっていますか。』  コメント: きどばん
『サカグチさんでしたか。ありがとうございます。モチツツジ、ソヨゴ、アラカシなどの多いやや乾燥した明るい雑木林内の小道脇、林縁近くです。どの植物から落ちたか正確に覚えていませんが、高さはおよそ肩の高さです。確かにとりふんの幼体はそれほどビーティングで落ちてきた記憶はないですね。』 コメント: みつきさん
『うひゃあ!白点といい頭胸部の模様といいサカグッチですねぇ!!!1.8mmでハッキリ白点が出てるということは3回目の脱皮を終えてるあたりかなぁ?という感じですね。みつきさん、側面の黒点は現れていますか?私が飼育したサカグチは4回目の脱皮前後に1つ目の黒点が現れました。2つ目は状態によって左右されるらしく個体ごとに違いが出ました。模様が出てくる過程など観察していると、とても面白いクモなのでぜひ!飼育されることをお勧め・・という偉そうなことは申しません(苦笑)ただただ個人的に希望します(照笑) 「キシダイア96号」はもうネットで見れるんでしょうかね?もし見れるのであれば飼育の方法はイセキグモ幼体のそれと同じでなんとかなると思います。どちらかといえばイセキより獰猛なエサの捕り方をするのでエサさえ確保すれば飼いやすい気がします。ちなみに私のとこのサカグチは15日に最後の1匹が死んで全滅しました(泣)自然状態の越冬を再現すると考えるより、とりあえずは冬場をしのぐつもりで少量でもエサを与えてやり過ごすつもりのがいいかも知れません。気温が低ければエサの量も少なくてイイはずなので、ポツポツエサを喰えてればなんとかなっちゃいそうな気がするんですけど・・どうでしょうかね?』  コメント: ベレーのカモノハシさん
『ベレーのカモノハシさん:はじめまして.ありがとうございます.側面の黒点はあらわれていません.とても狭い容器で飼っているのですが(というか入れてるだけ),とりあえず1度はユスリカを補食してくれました.Kishidaiaを拝見してもう少しまともな容器に移してやったほうがいいかなと思っているところです.まぁクモの飼育はあまり上手くいったことがないので,とりあえず試してみるといった感じで...』 コメント: みつきさん
『おお!エサの捕獲をすでに見れたのならもう大丈夫ですよ!とにかくナゲナワグモ科の幼体飼育は、夢中になって入れ込むと日常生活に極めて深刻な問題を招くので(笑)気張らずに楽しんでください!』 コメント: ベレーのカモノハシさん

幼体脱皮 『シロホシの頭胸部の模様は4回めの脱皮で殻ごと脱げるようです。要するに4回目の脱皮以降はあの赤1色の頭胸部になるようです。』 コメントと撮影: ベレーのカモノハシさん

『オスの亜成体2匹が13日に死んだのに続いて今日25日にメスも1匹死んでしまいました。オスのほうは乾きでな気がするんですがメスのほうは栄養不足かなぁ?・・・いや〜難しい。ちなみに環境は湿度75%〜80%、温度7℃〜4℃になってます。7,8℃だと覗くと結構動くんですよねぇ・・最近やっと動かなくなってきたなと思ったんですけど、ひょっとして5℃は切らないほうがいいのかなぁ・・(悩)』 コメントと撮影: ベレーのカモノハシさん

『私のコメントで黒点が出た時期を訂正します、スミマセン(汗) 1つ目が現れたのは記録をとった2匹とも4回目の脱皮前で、2つ目が出たのは、1匹は5回目の前、もう1匹は5回目の後でした。添付の画像は4回目の脱皮の後に2つ目の黒点が現れた個体です。 ・・・多分、もう1回脱皮すれば成体だったろうに。くぅ〜・・残念無念! 』 コメントと撮影: ベレーのカモノハシさん

『飼育下のサカグチ幼体・・・唯一の生き残り 100117  少し暖かくなっていたので給餌したのですが、その後寒すぎて・・・難しいです。』  コメントと撮影: きどばん

『まぁ,何とか喰ってくれているようで... 』 コメントと撮影: みつきさん 2010-02-25

『この子(写真)も無事に大きくなってます.ずぼら飼育でも何とか育つものですな 』 コメントと撮影: みつきさん  2010-04-30

『 100429 今年初脱皮・・・黒点ひとつ・・・とほほ. 』  コメントと撮影: きどばん


出のう幼体 『チェックしたら出嚢したての子グモの写真も標本も模様があります。サカグチ・・さらにはツシマにも出るなんてことになるんでしょうかね。』 コメントと撮影: ベレーのカモノハシさん


幼体 2009年10月中旬 撮影 : きどばん


幼体 『添付はトリノフンダマシ類幼体の獲物待ち伏せポーズ 近づいてきたミニでぃぷてらをガバっと捕まえます。 カニグモ系の待ち伏せに似ています。 トリフン幼体の越冬場所がわからない・・・2009/12/20 』 コメントと撮影: きどばん


『サカグチ幼体のミニチュア網 2010/06/05 』 コメントと撮影: きどばん
※7月中旬、成熟に至らず死亡。


卵のう(やや変形) 2013/09F 関東 『サカグチトリノフンダマシをみてから1週間後に行ってみました。卵のうは残っていましたがこのような状態でした。歩くひとは少ないところですが下草が刈取られそうなところなので心配です。』 コメントと撮影 : たざびーさん


『ワクド・ツシマ・サカグチの卵嚢はkishidaiaと中部蜘蛛談話会のページで見たのですが、卵嚢によって外見が違っていてよく分からないです。t川先生に聞いたところ、卵嚢によって少しずつ違っていてなかなか難しいがワクドは細くて、まだらに濃い色が入り、ツシマは柄が短く、濃い色がうっすら入るそうで、サカグチは紡錘形で柄が細く、基本的に無地とのことでした。』 コメント : スパイダーマンさん 2013/09

『シロオビトリノフンダマシとアカイロトリノフンダマシはテントウムシ類の苦い汁の匂い、トリノフンダマシとオオトリノフンダマシは微妙なくさい匂いがします。これは、生きたまま瓶に入れて、ちょっと振ったりしていじめてみると、匂いがするのです。数人で匂いをかぐとダメです。一人で一気にその瓶の匂いをかぐのです。匂いは1人分程度しか匂わないのです。たぶん。サカグチ、ツシマ、ワクド、マメイタ、ムツトゲ、カトウツケオ・・・あんな奴らは、プンプン匂うはずです。たぶん。匂いだけで、同定できたらと思っていますが、説明が難しくて、さらに、職人的ですね。来年はみんなで、珍品を採って、ぶんぶん振って匂いをかいで楽しみましょう。2009-12-24 』 コメント: くにたちクモさん


※reference
Tanikawa,A. and Harigae,T. 2010. The first description of a male of Paraplectana sakaguchii (Araneae: Araneidae)..Acta Arachnologica ., 59:39-41.

 

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