ムツトゲイセキグモ Ordgarius sexspinosus

 コガネグモ科 体長♀9o前後、♂約2o


♀ 『ムツトゲイセキグモが蛾を捕まえたところは何度か見ましたが、今回は今までで最大ですね。自分の体よりも遙かに大きいです。捕らわれた蛾は、ヒトリガではないかと思います。ムツトゲの体長は12mmくらいです。 Date: 2010/09/16 』 コメントと撮影: 虹の輪くぐりさん
『昼間も狩りをするのですか?それとも前夜の獲物を食べ続けている写真なのでしょうか。 』 コメント: しぐまさん
『これは、朝の6時くらいです。明け方に捕ったんだと思います。大物ですから食べるのも時間がかかります。 』 コメント: 虹の輪くぐりさん
『食べ方は、やはりグルグル巻きの、こんな感じでしょうか?』 コメント: くも子さん
『トリノフンダマシと同じですね。というか、ラッピングして食べるタイプのクモは、こんな感じですよね。ヒトリガは、大きすたようで、グルグル巻きにはしなかったようです。というのは出勤前のため、じっくり観察できていないんです。』 コメント: 虹の輪くぐりさん


♀と卵のう 2009-08-22 福島県 『北限のムツトゲイセキグモの観察報告です。ちなみに、今日は、6匹観察できました。そのうち1匹は卵嚢を持っていました。トリノフンダマシの卵嚢は、よく見るようになりましたが、出嚢時期が鳥糞よりもだいぶ遅いムツトゲイセキグモが、今頃に卵嚢を作ると思っていませんでした。』 コメントと撮影: 虹の輪くぐりさん
『未発表なので詳細は述べられませんが、とあるクモ屋さん(ベレーのカモノハシさん)によると5月に出のうしたマメイタ幼体2頭を飼育したところ、2頭とも脱皮2回で♂成体になったそうです。』 コメント: きどばん

♀(脱皮) 2009-08-23 福島県 『北限のムツトゲイセキグモ観察記です。なんと、7匹目を見つけました。過去最高ですね。しかも、7匹中のうち5匹は、半径10mくらいの狭いエリアにまとまっていました。あと、脱皮しているムツトゲもいました。ほとんど脱皮は終了していましたが、脱皮を見れるのは、なかなか運が良いのではと思います。』 コメントと撮影: 虹の輪くぐりさん

♀ 2009-08-23 福島県 『 脱皮してしばらく経ったあとの様子です。』 コメントと撮影: 虹の輪くぐりさん


『ムツトゲイセキグモの卵嚢が、何か変です 』 コメントと撮影: 虹の輪くぐりさん  2009-10-14

『家に持ち帰って、ナイフで切り開いてみたら、こんな事になっていました。この卵嚢には、親グモがいませんでした。親グモのいる卵嚢は無事でした。卵嚢を抱えたムツトゲイセキグモは、昼間でも、卵嚢の周りをうろついたり時々、ブルブルッと卵嚢を支持している糸を揺さぶるのですが、寄生生物をから卵嚢を守る行動なのかもしれません。 』 コメントと撮影: 虹の輪くぐりさん  2009-10-14
『すみません、通常の卵嚢内部を知らないもので・・・ポリポリ 虹の輪くぐりさんの認識としては、どの辺りが異常なのでしょうか? 』 コメント: きどばん
『別の個体の卵嚢にも穴の開いたのがあって、それは中が空でした。出嚢にしては、時期が早すぎだし、肝心の子グモが周囲にいません。穴の開き方も出嚢のものとしては不自然だと思います。このぐらいの大きさですと、子グモは数十匹は出てくると思いますので、卵嚢の中には、小さい粒がびっしり詰まっているはずです。他の健全な卵嚢を割ってみて比較すれば、はっきり分かるのでしょうが、さすがに、それはできないですねぇ。』 コメント: 虹の輪くぐりさん

『北限のムツトゲイセキグモは、全員お亡くなりになりました。とりあえず、最後まで観察できた3個体について、11月下旬まで生きていたことは確認できました。11月3日には、雪が降り気温も0度まで下がるという非常に厳しい条件でしたが、その後、半月以上も生存していました。これで、今年の観察はひとまず終了です。』 コメントと撮影: 虹の輪くぐりさん



♀ 2008-08-03 福島県 『昨年、ムツトゲイセキグモが観察できた場所で、今年も、発見することができました。次の年には、ぱったり観察できなくなることが多いそうですから、2年連続で観察できるのは運が良いですね。もしかしてこの子供達かも・・・さすがに、気温30度の中、公園を歩き回るのは、体にきついですね。1時間散歩しただけでぐったりきました。』 コメントと撮影: 虹の輪くぐりさん


♀亜成体? 2007/07/10頃 『ムツトゲイセキグモを見つけました。場所は福島県の中南部(福島空港周辺)です。『日本のクモ』を見ると、分布が本州(7)となっており、今回観察した場所は、それよりは内地&北方だと思いますが・・・』 コメントと撮影: 虹の輪くぐりさん

♀亜成体? 2007/07/10頃 『昨年は、同じく福島県で、福島空港よりも少し南の場所で観察したものですから、今年も、近くにいないかと探していたのでした。去年は、投げ縄をクルクルと回しているところは観察できたのですが、蛾を捕獲するところは見られませんでした。今年は、ぜひ蛾を捕獲するところを目撃したいので、継続して観察しようと思っています。・・・画像は、同じ場所にいた2匹目です。この日は幸運にも2匹観察できました。』 コメントと撮影: 虹の輪くぐりさん


♀と卵のう(右上円内は恐らく♂) 『2005年10月に見つけたムツトゲイセキグモと卵嚢です♪ 円内が2006年5月に卵嚢のそばで見つけた仔蜘蛛(?)です。2006年を最後に発見していません…。○|』 コメントと撮影: 紀伊半島さん


♀ 2009-07M 関西方面 『マメイタはススキや草などに付いていることが多いのですが、ムツトゲは樹木の葉裏にいることが多いです。』 コメントと撮影: フクロウさん



♀と粘球糸 東京都 撮影: S,W さん




♀ 070814 東京都練馬区 地上約2m水辺のハンノキ葉裏 撮影: きどばん

♀ 070817 東京都練馬区 『周囲の糸に粘性がないかを確認するために、近くに生えていた蔓性植物の茎でクモの周囲の糸をなぞってみる・・・近辺の殆どの糸に粘性はない。が、クモの腹面あたりに来たとき茎が引っかかる・・・引っ張っても取れない(画像下段)・・・その刺激でムツトゲは下の枝の葉裏に下り縮こまったまま・・・翌日見に行ったら周辺のどこにも見当たらず。』 コメントと撮影: きどばん



♂ 2007/03F 奈良県生駒市 撮影: みつきさん


♂ 2008-08 福島県 『ムツトゲイセキグモの様子を見に行ったら、♀の近くに(10cmくらいの所)黒くくて小さいクモを見つけました。体長は2mmくらいの小さいクモです。ムツトゲイセキグモの♀を気にしているような感じで、♀のまわりを歩き回っていました。』 コメントと撮影: 虹の輪くぐりさん


♂ 『ちょっと高い所(地上2m弱くらい)にいたため、あまり寄れなくて鮮明な写真が撮れなかったのですが、別角度からとったものには、触肢の膨らみが見えます。』  コメントと撮影: 虹の輪くぐりさん


♂ 『神戸のAclerisです。久しぶりの春らしい陽気に誘われて近所の裏山に散歩に行ってきました。写真は下草スイーピングの副産物です。おしりの白いワンポイントがカワイイくもです。スケールは1mm目盛りです。自力で調べた感じでは、ムツトゲイセキグモの♂かな?と思いました。情報が少ないので、自信はありません。過去ログを参照しますと、♂は3月頃に記録があるようですね。』 コメントと撮影: Aclerisさん

『横顔(?)も1枚。画像ではわかりにくいですが、中央縦に大小のトゲ2本、後方には横並びに4本のトゲがあります。枯れ沢の斜面のジャノヒゲなどを掬っている内に入ってきたものです。』 コメントと撮影: Aclerisさん
『「中央縦に大小のトゲ2本、後方には横並びに4本のトゲがあります。」←これがムツトゲの由来です。マメイタイセキグモも同じような形態ですが、頭胸部のトゲ(突起)が小さく横に4本しかありません。私は4,5月に採集したことがあります。あとは幼体で、成体♀は採ったことがありません。幼体は飼育しましたが、すぐお亡くなりになりました。』 コメント: くにたちクモさん



♀タイプ幼体(上下別個体) 『080615 東京都あきる野市 S,Wさんのフィールドで撮った体長約2.5oの幼体です。』 コメントと撮影: きどばん


卵のう 『ムツトゲイセキグモの卵嚢らしきものを見つけました♪少し小ぶり(6〜7mm)なのですが…。近くを探しましたが親蜘蛛には出会えませんでした…。』 コメントと撮影: 紀伊半島さん


♀と卵のう 2007-09-03 福島県 『ムツトゲイセキグモの卵嚢らしきものを観察しました。ちょっと高いところにいるので(脚立が必要)、はっきりとか確認できないのですが、雰囲気から卵嚢ではないかと思います。』 コメントと撮影: 虹の輪くぐりさん

卵のう 2007-11 福島県 撮影: 虹の輪くぐりさん


『ムツトゲイセキグモの卵嚢を開いてみました。この卵嚢は、去年の夏にムツトゲイセキグモを観察していた公園で見つけたもので、植木の手入れで処分される前に回収していたものです。とりあえず、三つあるうちの一つを開けてみました。びびりながらナイフを入れてみて、ちょっと中をのぞいたら、コグモが見えたのですが、どうも死んでるぽい雰囲気だったので、思い切って全部出してみました。みんな干物のようになっておりました。病気のせいか、それとも、私が回収してしまったために環境が変わってしまったせいなのかは、私には、よく分かりません。』 コメントと撮影: 虹の輪くぐりさん 投稿日:2009-03-15

『一匹を拡大してみます。下のスケールは、1目盛り1mmです。』 コメントと撮影: 虹の輪くぐりさん
『卵嚢は、さすがに屋内に置くのは良くないだろうと思い、屋外の車庫(コの字で一面は壁無し)の隅っこに、洗濯ネットに入れて置いてました。回収したのが2月の中頃なので約一ヶ月ほどです。やはり、湿度の影響なのでしょうか。気温の変化も、野ざらしとはかなり違うはずです。無風の環境でもありますし、元々の環境とは大きく異なってますから、あんなに堅い卵嚢でも中の子グモに影響するのでしょうね。残りの卵嚢はそのままにして様子を見ようと思います。』 コメント: 虹の輪くぐりさん





出のう幼体 『例のムツトゲイセキグモの卵嚢ですが、やっともうダメかなと思っていたところなので、一安心です。体長は、およそ1mm。ぱっと見で50〜60匹ぐらいです。子グモを確認したのが昨日の18日です。実は、その前の三日間ほど、観察するのを忘れていて、正確な出嚢の日時は分かりません。アドヴァイスの通り、洗濯ネットに入れていました。一匹ずつ性別や分かるようにマクロ撮影したいところですが、私のスキルと手元の機材では手に負えないので(あと根気も足りない)、このまま庭の木に放そうかと思っています。』 コメントと撮影(上画像4枚): 虹の輪くぐりさん 投稿日:2009-05-19



出のう幼体 『最初に穴を空けた奴の顔が見たい!特別な奴なんだろうか?その後の一生は・・・w』『触肢の膨らみが確認できる個体はいませんでしょうか?』 コメント:きどばん
『触肢は、ちょっと太いかなというのはいますが、成体の雄のようにはっきりと膨らんでいるのは見つけられませんでした。子グモは、気がついたら、いっぱい出ていたという状況で、ダラダラではなく、一斉に出たような印象です。3日間、確認するのを忘れたのが悔やまれます・・・。ほんと、最初の一匹は、どうやって出てくるんでしょうね?出てくるところを観察するのは、神業ですねよねぇ。残りの卵嚢にはいまのところ穴はありません。見た目に変化はないです。触肢が分かるように撮影に挑戦したのですが、小さいくせに元気よく動き回るので、キレイにピントが合ったのが撮れなかったのですが、触肢の雰囲気が分かりそうなのをアップします。』 コメントと撮影(上画像5枚): 虹の輪くぐりさん 投稿日:2009-05-20

出のう後卵のう 『こちらは、卵嚢の穴です。直径は約1mm位。 』 コメントと撮影: 虹の輪くぐりさん 投稿日:2009-05-19

2009-07-26 『3つ目の卵嚢の中が気になったで開いてみました。子グモ達がミイラになっていました。』 コメントと撮影: 虹の輪くぐりさん
『我が家の庭に桑の木に解放したムツトゲイセキグモの子グモ達は、一週間後には、みんな消えてしまいました。バルーニングでどこかに飛んでいったのか、それとも食われてしまったのかは分かりません。3つ目の卵嚢は、出嚢しませんでした。結局、3個中1個しか出嚢しなかったことになります。』 コメント(2009-07-26): 虹の輪くぐりさん



越冬幼体 2009/01 奈良県 『生活史にいろいろ謎のありそうなところに惹かれて、クモたたきの際には、ムツトゲイセキグモにも注目しています。この冬は、一昨年オスが採れたところでも何度かやってみてはいるのですが、今のところ採れていません。で、今日ホシミドリヒメグモを狙って、近くの山(生駒市)に行ったところ、ソヨゴからメス幼体と思われる個体が落ちてきました。体長2mmです。』 コメントと撮影: みつきさん

『シロオビトリノフンダマシとアカイロトリノフンダマシはテントウムシ類の苦い汁の匂い、トリノフンダマシとオオトリノフンダマシは微妙なくさい匂いがします。これは、生きたまま瓶に入れて、ちょっと振ったりしていじめてみると、匂いがするのです。数人で匂いをかぐとダメです。一人で一気にその瓶の匂いをかぐのです。匂いは1人分程度しか匂わないのです。たぶん。サカグチ、ツシマ、ワクド、マメイタ、ムツトゲ、カトウツケオ・・・あんな奴らは、プンプン匂うはずです。たぶん。匂いだけで、同定できたらと思っていますが、説明が難しくて、さらに、職人的ですね。来年はみんなで、珍品を採って、ぶんぶん振って匂いをかいで楽しみましょう。2009-12-24 』 コメント: くにたちクモさん

 

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