コガネグモ Argiope amoena

 コガネグモ科 体長♀20〜25mm、♂約6o



♀と♂ 『当地のコガネグモたちの様子をご覧下されたく…(140622東京都足立区)』 コメントと撮影 : くも子さん

『興奮の日曜日、56連発を一気に…およそ50メートル四方の放置されている草はらです。』 コメントと撮影 : くも子さん

『続き これからの10日間、さらに大型化。頭胸部が見えなくなるほどに腹部が大きくなります。』これからの10日間、さらに大型化。頭胸部が見えなくなるほどに腹部が大きくなります。

『続き 腹部の丸みがないクモも散見されますが、これらは最初の産卵を済ませたクモではないかと推測されます。』 コメントと撮影 : くも子さん

『そのまた続き(最終)です。このように、たくさんのコガネグモたちが網にいました。街中の片隅ですが、クモたちが成長するに足る大小の餌昆虫類も、世代を繋いでいることを教えてくれています。』 『先日日曜日に出向いた場所は、ベランダから川を挟んで見えている、直線距離200メートル辺りの場所。どういうわけか役所が、ここ10年ほど草刈りも野焼きもし残している、目立たない狭い場所でして。個人的に、コガネグモのホット・スポットと思っています。ほかの場所にもコガネグモはたくさんいます。』 コメントと撮影 : くも子さん

晩秋に成熟するコガネグモ


秋なのに… 『お早うございます。 今は、こんなのがたくさん… (111017東京都足立区、以下も同日同所で) 』 コメントと撮影 : くも子さん

『 (例年のことですが)こんなのも… 』 コメントと撮影 : くも子さん

『けど、こんなの(茶系、大型化するタイプ?の亜成体?)はちょっと? 』 コメントと撮影 : くも子さん

『この時期、こんなの(上掲コガネグモ♀の円網近くにいた2匹の♂のうちの1匹)は、初めてでした。 (この♂も、未成熟のようではありますが。)
とにかく、びっくりしました。 お役所が、この夏たまたま刈り残してくれた、河川敷内の草むらです。』 コメントと撮影 : くも子さん

『急に気温が下がったので、どうしてるかなと少し気になり、もう一度行ってみました。 クモたちは、それぞれのお気に入りの場所で、ジッとしていました。♀は一度、網にかかった蟲を素早くグルグル巻きにし、再びこしきに戻りました。 ♀および2♂を、一枚の画面に入れてみようと試みたのですがなかなか上手くゆかず、結果はこの程度です。矢印の先にクモがいます。 (111020東京都足立区) 』 コメントと撮影 : くも子さん

『撮った写真をみて判ったのですが、♂はどちらも、自前の小型の円網内にいました。 (また忘れてしまいました。♂の円網に粘着性があるかどうかを確かめなくちゃ、と思い始めてどのくらい経ったでしょう。いつも、そのうちにと思いつつ、毎回忘れます。小さな円網に、虫がかかっているのを観た記憶がありません。次回は必ず…) 』 コメントと撮影 : くも子さん

『昨日(10/23)も観に行ってきました。いくらか現状把握に近づいたかも…ご覧下されたく。 【未熟か成熟か】 ♂の細部を少し観てみました。シーズン中もたまに見ることがありますが、この♂は触肢が片方だけ成熟しているようです。丸く脹らんでいる方は「成熟」、未発達の方は「未熟」?。すでに交尾が可能のようですね。 (111023東京都足立区)』 コメントと撮影 : くも子さん

『♂の小さな円網の粘着性、指を押し付けて試したところ、粘りますね。餌を捕まえる機能を備えているかは、今後の宿題です。 』 コメントと撮影 : くも子さん

『【未熟か成熟か】 ♀も細部を少し観てみました。外雌器はすでに開口しており、こちらも交尾が可能、という印象を受けました。
(これまでの経験で、♀の第3・4歩脚が黒くなっていないのは未熟、という間違った先入観を訂正する必要がありそうです。要継
続観察…) (111023東京都足立区) 』 コメントと撮影 : くも子さん

『昨日(10/24)に引き続き、本日(10/25)残りの♂も所在不明に…♀は、今日も旺盛な食欲を見せていました。 (111025) 』 コメントと撮影 : くも子さん
『ところが、私の予想に反し、この日(10/27)件の♀を訪ねると、網にいません。網はまだしっかりしていましたが。近くをくまなく探しましたが見つかりませんでした。』 コメント : くも子さん

『ところが、そこから31歩(22メートル弱)離れたところに、件の♀とよく似た茶系のクモを見つけました。以前、何回も通った場所。その節は、クモは居なかったのですが。 ここに移動してきた? と、最初は思ったりしましたが、細部(星の数とか形など)を見比べると、別の♀でした。 (背景の不自然物は、ゴルフ練習場のネットです。) (111028) 』 コメントと撮影 : くも子さん

『次の日、その♀を訪ねると、何やら大きな獲物にかぶりついておりました。 ところが、その網から1.5メートル程の所に、これまたよく似た♀が大きな網を張っているではありませぬか。昨日はいなかったのに… (111029) 』 コメントと撮影 : くも子さん

『一昨日とは違う場所の草はらで、成体サイズのコガネグモを見つけました。(東京都足立区131106)』 コメントと撮影 : くも子さん

『秋色の草はらを背景にしたコガネグモの姿です。(東京都足立区131106)』 コメントと撮影 : くも子さん

『河川敷内にあるゴルフ練習場のネットに(地上から140センチメートルほどの高さ)…人工物そばで4日にみつけたクモの作品ではないでしょうか。出のうした形跡がありませず、最近作のもののようです。(東京都足立区131106)』 コメントと撮影 : くも子さん

『外見的には変わった様子はなさそう。親グモが卵のうを固定した糸のもじゃもじゃから、卵のうを外してみてその軽さに愕然(予測違い1)。ややや、出のう済み?だぁ。けど、円形の小さな穴が見当たらぬ(予測違い2)。下方の一辺に薄茶色の付着物(予測違い3)。はてさてこれは何?と、立て続けに予測と見た目の違いに正気を失ってしまいました。(東京都足立区131111)』 コメントと撮影 : くも子さん

『中に仔グモがいない、この薄茶色のものは脱皮殻? 少し拡大してもよく判りません。小さな、黒っぽい、何かの死骸のようなものが二つ。うぅーむ…』 コメントと撮影 : くも子さん

卵のう内 『コガネグモは、今日も少しですが目に付きました。卵のうも1個見つけた…なかは、ものすごい数の黄色い卵がびっしり。(拡大して観ると、発生が進んでいるように見えなくもない?)(東京都足立区131122)』 コメントと撮影 : くも子さん



『mmmgrさん、多摩川水系でコガネグモを見かけたら、その詳細を今度お会いしたときにでもお教えください・・・生息状況を把握したいもので<(_ _)> ※ 府中市近辺の♀ 100620  獲物は何か調べようと塊りをほぐしてみたら慌てて舞い戻ってきましたw 』 コメントと撮影: きどばん

『このコガネグモ…うちの庭にいました。しかもかなり小さいときからずっとうちにいます。…なぜかずっとチュウガタだと信じてました。アホで〜す。そんなわけで20年ぶりくらいに近所でコガネグモ見つけましたww とりあえず今も庭にいますがここ数日よく移動してるんでそろそろいなくなるかもしれません。Date: 2010/07/東京都青梅市 』 コメントと撮影: mmmgr さん

『とりあえずまだ庭で巣をはってます。意外とでかい巣をはるんですねー。直径70〜80センチはありそうなきれいな巣です。Date: 2010/07/東京都青梅市 』 コメントと撮影: mmmgr さん


幼体 『コガネグモは大好きなのですが都内(の私が行けるようなフィールド)では辛うじて年に一頭、どこかで見つけられるどうかといったところです。姿を見るたびホッとするような、やるせないような気持ちになります。画像は14日(2006/05)、約7mmの個体です。カクレオビはかなり適当ですね。』 コメントと撮影: 國末さん ※多摩川中流域


♀ 『唯一確認できた地元個体 090620 東京都小金井市 子どもらに蹴散らされないかと心配でしたが、草丈の急速な成長に合わせ1脚欠損のみで無事成熟したようです。』 コメントと撮影: きどばん


♀ 『久しぶりにコガネグモを見つけました。埼玉県RDBによると、近年ではかなり数を減らしているそうですね。ちなみに、そこに書かれていた今までに確認された地域に川越市はありませんでした。2009/8/3埼玉県川越市 』 コメントと撮影: Bacon.Lさん
『埼玉県は少ないかもしれませんね。一昨年さいたまのA公園で幼体1、♂1を見たきりです。あの近辺は見た目よりずっと生息状況はよくないようです。』 コメント: きどばん

『この場所は田んぼの横の小川の上なんですが、10mほどの区間に3頭は営巣しているのを見つけました。貴重な産地になるかもしれないですね。』 コメントと撮影: Bacon.Lさん

♀ 2009-08F 鹿児島県鹿児島市 『私も先日久しぶりに大きなコガネグモを見て感動でした〜 ナガコガネグモの方は良く見ますが、コガネグモはめったに見なくなりました。マクロで接近しても全く動じることなくド~ンと構えてている姿もクモの王者そのものです♪ もっとも、大きいのでマクロで構えても入りきれませんが〜(^_^.) でも今日行ってみると、産卵に離れとはは思えない感じで、網がほんの少し破れたように残っているだけ〜
探しても、あたりに姿はなく・・・夏休みの昆虫採集に連れて行かれてしまったのかもしれません〜? 見つけた人もきっとビックリしたに違いないくらい、立派な大きさでした!』 コメントと撮影: 200pさん

♀ 『当地鹿児島の加治木町では旧くから コガネグモのクモ合戦(クモ相撲)が有名ですが・・・こちらでの情報では、ずいぶん出生数が少なくなってきたとかのコガネグモに家のごく近所で会うことができました.そういえば小生も4〜5年ぶりの再会だったのに、カレは哀しき5本足でありました・・・ (09/07/08 鹿児島市)』 コメントと撮影: うり坊主さん



『明治9年(1876年)、愛知県立病院に赴任して来たオーストリア人のローレッツは、ある日、病院の窓ごしに1匹のクモを見つけた。それは彼の母国では見たことのない美しい大きなクモであった。このクモは翌々年の明治11年に、ローレッツの送った標本をもとに、ドイツ人のコッホによって新種として記載されている。学名の amoena はラテン語で「優美な」または「魅惑的な」という意味で、ローレッツが発見したときの印象が強く反映されている。【新海栄一・高野伸二、1987.クモ基本50】 わが街のスターたちをご覧いただきたく…(070705東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん

『このクモはまだ大人になっていませんが、とても美しい。すぐ近くにはライバルが…(070512東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん

『歩脚が太くて長く、一見鍛え上げれば、戦士、闘士、力士に育ちそうな素材が全くいないわけでもないような…(気がしないでもない?) しかし、mmmさんの現地レポートなどを見せて頂いた印象では、都会っ子には荷が重そうな世界ですね。房総生まれで、相当善戦したクモがいたという話は、聴いた(読んだ?)記憶があります。(070512東京都足立区)』 ← (加治木町に集まる個体と比較して「腹部は大きいが歩脚が短い。また、成体のサイズ決定には冬から春にどれだけ獲物を捕れるかが決め手となる」というクモ合戦参加者(東京在住)の方から頂いたコメントに対して) コメントと撮影: くも子さん
『さて加治木町のクモ合戦ですが、ワタシのレポを見て「敷居の高さ」的なものを感じられたのでしたら、ちょっと残念です。 会場の和気藹々としたフンイキ、それが1種類のクモによって作り出されているという事実を目の当たりにすれば、クモ好きの方ならきっとある種の感動を覚えると思います。』 『(神奈川県西部在住の)父親から「子供の頃、このクモ(=コガネグモ)同士をよくケンカさせて遊んだ。ヘーテェグモ(兵隊蜘蛛)って呼んでた。」という貴重(?)な情報を聞き出しました。』 コメント: mmmさん

『一見すると、歩脚が太くて長く見えるクモたちですが、必ずしもそうとばかりはいえないようで… 空腹状態だから(腹部が縮んでいるから)、歩脚が頑丈そうに見える、といえなくもない。いずれにしても、加治木町の大会は6月17日前後のようですから、ご指摘の「サイズの決定には、冬から春にどれだけ獲物を捕れるか…」にはとても間に合いません。(070522東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん

『このクモは、すでに彼氏がいるようです。(070615東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん

『これほどモテモテのミスは、当地でも珍しいです。(070628東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん



『住まい付近ではうれしいことに、毎年コガネグモがたくさん観られます。荒川中流域の河川敷という自然環境(実はとてつもない不自然環境)は、クモたちにとってありがたくない様々な土木工事や不定期な草刈り作業、草焼き作業などが繰り返されておりますが、それ以外は、安定しているといったところでしょうか。近くに水辺環境があって程好く湿り気が保たれ、日当たりと風通しが良いため餌となる中・大型昆虫が多く、造網用足場植物(セイタカアワダチソウ、アレチハナガサなど)が豊富で、幼体の越冬場所も安定的に保たれている、といえるのかも知れません。クモにとっては不十分でも、他所よりはまだましなのかも…(あまり一般的に知られておらず、放置されているのが一番いいのでは?保護だとか保全だとかが始まると、多分コガネグモは減少するでしょう)(2007夏・東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん

『「 生物は自然と人工物の「際」に多数生息していますね。:きどばん 」 このひと言、いつもいつも「その通りだなあ」と思い知らされています。ってな分けで今回は、去年の夏に撮った当地の、不自然物が写り込んだコガネグモ画像シリーズです。一度ご覧頂きたいと思っておりましたものですから…(2007夏・東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん

『当地と申しますのは荒川中流域の河川敷ですから、橋や鉄橋、つくばXPや地下鉄、高速道路などが写り込んでしまいがち。都会っ子らしいと言えば言えなくもない…その頑張り様が、むしろ私は好きです。(2007夏・東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん

『ちょっと見るとどれも同じように見えますが、実は途方もなく個性的。それぞれ違う顔を持っている…どのクモも、できるだけきれいに撮ってあげたいです。夜が怖い私は、情けないことに蜘蛛観察の王道「夜間観察」の経験がありません。このクモは、造網も採餌もまっ昼間。白日の下、自前の網のどまん中で堂々と勝負している、こそこそしない昼型?のコガネグモに惹かれます。が、西野さんの研究報告を読むと、産卵だけは夜間にすると教えていただきました。出のうもやはり日差しの強い真夏の午後から夕方にかけて。10日前後のまどい期間を経て分散、完全に自立の生活を始める…(どこからみても真似のできない、けな気で全うな生き方を貫いている、日の丸日本の代表種…先日、物陰でじっと寒さに耐え春の訪れを待つ子グモたちを観ました)(070718東京都足立区)』  コメントと撮影: くも子さん

『その一方で、彼らのクモ人生に思いを馳せるとき、心からお疲れ様と…(070705東京都足立区)』  コメントと撮影: くも子さん

幼体 『「わぁぁっ、来年のクモがこんなにたくさん…」 この時期当地でも、ここまで育ったクモがたくさん見つかるのは、珍しいです。(最初肉眼で観たとき、「ややっ、秋のクモがこんなに…」と思ってしまいました)(071003東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん

『左のクモが、今、当地の草間で観られる、標準的育ち具合?のクモです。子グモたちは非常に敏感で、物差しを近づけるとすぐ、コガタコガネグモ同様の術を使って、あっという間にファインダーから姿を消してしまいます。そんな分けで、クモと物指しが離れているため、この画像から類推できるクモの体長は、正確ではありません(一時逮捕して計測すれば、よかったのですが…)。(071004東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん



幼体 『このクモは当地の代表種です。今はまだどれも幼い状態ですが、日に日に成長を遂げつつあります。今年も例年同様、たくさん見つけることができました。昼間、自分の網の中央で、8本の脚を踏ん張っている姿って、なかなかいいですね。(080504東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん

『少しずつ幼さがうすれ、当地のコガネグモたちは、急速にレディー的様相を見せ始めています。(080505東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん





♀タイプ 『この日は、40名(匹、頭)のレディーたちがエントリー。顔見せ的意味も込め、全員に登場してもらいました。5/5のレディーたちとは、撮った場所が違います』 『歩脚を失ったクモとか、幼体初期の頃に歩脚を失い、再生した歩脚をつけているクモも含まれています。この日の段階では、♂の姿は未確認です。例年ですと、この時期以降、餌の主力を担うマメコガネですが、当地ではまだみられていません。赤っぽい色彩のクモは、巨大化の傾向があるように感じています…何となくですが(080515東京都足立区)』 コメントと撮影(組み写真5枚): くも子さん



♀タイプ 『東京地方のコガネグモたち、およそ半月を経まして、第3脚および第4脚がすっかり黒さを増し、ほぼオトナの姿になっていました。(残念なことに、お腹のイエロートライアングルは、すべて消えてしまったようです)』 『今日の段階では、♂の姿をまったく観ておりません。今のところ、コガネグモの場合、♀が先に成熟し、♂の出現を待つ?といった印象です)(080601東京都足立区)』 コメントと撮影(組み写真2枚): くも子さん

『当地のコガネグモたち、見ためはオトナっぽくなってきましたが、生殖器の形態は、まだ閉じているように見えますね。(080601および070705東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん

『当地のミスたち、そろそろミセスに…どの♀の円網にも、1〜3匹ほどの♂がきています。今の時期♂は、♀の円網周辺に、直径5センチメートルほどの小さな円網を張っている個体が多いです。けど、♂の円網に餌が架かっていたり、♂が餌を捕食している例は観たことがありません。(080627東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん

『当地のコガネグモの中には、斯くの如き大胆に、つまり、頻繁にヒトが通り過ぎる河川敷内の緊急避難路に、むき出しの形で網を張り、一年間にわたるクモ人生の仕上げ時期を過ごしている個体が結構見うけられます。彼女はもう彼氏の到来に夢中、彼氏の方も必死のかまえ、彼女以外は眼に入らず、互いに周りを気にしないといった様子が窺えます。♀は、網を張る位置が高くなり、無防備にヒト目に曝されるようになりますね。しかし産卵を控えている♀の方は、食欲もすこぶる旺盛で、大型のコガネムシなどを次々に捕食しています。この画像は同じ個体の繰り返しで新鮮味はありませんが、裏からと表からのものです。ここのクモは、芦原に残っている去年のセイタカアワダチソウを利用して太く頑丈な橋糸を引き、大型の円網を張っていることが多いようです。(080627東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん

『大きな餌に噛み付いているクモ。近くに、中が空っぽになった体長12ミリメートルほどの大きな蟲の残骸が…(080627東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん

『普段は寡黙なクモの世界、私は特にこのようなクモの寡黙さに惹かれています。が本日は、ピリピリするような緊張感が伝わってくる場面に遭遇しました。(どちらもよく似たシーンですが、別々のカップルです。)(080702東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん

『これまでに、♀のジョロウグモが♂を捕食してしまうことがある…などといった話題は、聴いたり、読んだりしたことがあったように思うのですが…実際にそのようなことが目の前で起こってしまいました。最初、何ごとが起こったのか、理解できないほど瞬時の出来ごとでした。そのきっかけが何であったかも、思い当たりません。数秒を待たずしてぐるぐる巻きにされてしまった♂は、このままでは恐らく助かる見込みはないだろうなと思いました。(後刻気がついたことですが、コガネグモが餌昆虫を捕縛する際は、いきなり噛み付いたりせず、捕帯を用いてぐるぐるまきにし、しばらく放って置いたのち、ゆっくり食べるやり方ですよね。私がそのことにすぐ気がついて手を加え、この♂を開放してやる方法があったかも…と思ったりしたのですが?どなたか、この種の体験談をご披露願えればと…) (2年ほど前の夏に観たシーンを思い出しました。網にかかった巨大なシロテンハナムグリ、こちらも巨大化した♀のコガネグモが二重三重、さらにぐるぐる、ぐるぐる糸を巻き、まっ白になったところでこしきに戻りました。ところがしばらくすると、この白い大きな俵が動き出しまして、しばらく観ているうちにシロテンの手足が現れ、光るシロテン部分が少しずつ広がってきて、遂には自由を取り戻したシロテンが飛んでいってしまいました。この時は、どちらかといえばコガネグモの側に立ってこのシーンを観ておりましたので、いささか悔しい思いをしたものでしたが…その時思ったことは、捕帯の粘着力ってそれほどでないんだなあということでした。) (080702東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん

『今日の東京地方は、注意報が出るほど強い南よりの風が吹いていました。この画像には3匹の♂が写っていますが、本当は、近く(♀から10センチメートル以内)にもう一匹の♂がきていました。(♀の円網内に複数の♂がいることは普通ですが、♀に対し、複数の♂が同時に接近している様子を観る機会は稀です。)(080703東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん

卵のう,まどい 『このクモは盛夏の今、シーズンを終えようとしています。と同時に、新しい命が次々に誕生していますね。来年の今頃に向け、厳しい生き残り競争が始まっていました。(080806東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん

幼体 『こんなところに来年のクモが…(081029東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん

『こんな個性派アーティスト志望?のクモも…(081029東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん

『今年生まれの、こんなクモも…この冬を、どのようにして乗り切るつもりやら。人工物との境界域は、餌条件がよすぎる?第3脚、第4脚が黒くなっている♀は、ほぼオトナの姿といっていいですよね。(081029東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん


♀と♂ 『当地のコガネグモの近況をちょっとだけ… ここ数年来、最も深刻?な嫁不足?なのではないかと感じています。(090617東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん

♂ 『網に残された青年軍団。一昨日までこの網に君臨していた巨大な♀、今日はもういなくなってました。(090620東京都足立区) コメントと撮影: くも子さん

『通り過ぎて、小一時間ほどして戻ってきたら、もう脱ぎ終わって合体してました。(090620東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん



幼体,10月末標準 『気温の低下とともに、野外で活動するクモの姿が少なくなってきたような気がしています。そんな中、今年生れたコガネグモたち、小さな円網を張り、頑張っている姿を多数観ることができました。(061030東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん


幼体 『ほぼ毎日会いにいきます。週一程度撮る以外、離れたところから見るだけですが… 彼女のカクレオビ、独創的のようですが、脚を失っていることと関連があるのでしょうか? (060517河川敷)』 コメントと撮影: くも子さん




♂亜成体 2007/06M 『見つけたのは茨城県南部。水田の一角にある休耕田にいました。そこは荒れ放題に草が伸びていて、背の高い草を利用して網を張っていました。体長は10ミリ近く(8-9ミリくらい?)あったと思います。』 コメントと撮影: ささがにさん(syn. mushizukiさん)


♀と♂(左側の小さなクモ) 2006/07F 埼玉県比企郡 撮影: 九十九とヒトツさん

卵のう 2006/08M 埼玉県比企郡 撮影: 九十九とヒトツさん


『今朝、近くを3時間ほど、ひと回りしてきました。当地では、まだ若干肝っ玉母さんが頑張って居りました。東京地方のコガネグモは、おっ母さんの命日と、子グモたちの誕生日がほぼ同時期のようです。ここでは、来年の今頃まで続く、壮絶な生き残りバトルが、すでに始まっておりました。 (060813東京都足立区) 』 コメントと撮影: くも子さん

出のう 熊本県阿蘇郡 『我が家の農機具小屋の壁のコガネグモを毎日のように見ていました。母グモ4個の卵のうを作りました。子グモはすべて巣立ってしまい、8月始めには、母グモもいなくなりました。』 コメントと撮影: ウツノミヤさん

『我が家の農機具小屋の壁のクモさんは、どうだろうかと、毎日見ていたところ、最後のマドイを見届けることなく、8月8日母グモは、いなくなりました。 卵のうは、4個に増えました。最初の卵のうからの、マドイは見ることできませんでしたが、その後の3個は、見ることができました。卵のうが作られてから、19日〜20日でマドイみることができました。』 コメントと撮影: ウツノミヤさん

『クモは小食とのこと。確かに毎日のように見ていたのですが、ひと月ほどの間で、コガネムシ、とセミを食餌している所を見かけただけでした。 捕らえた、獲物の残骸、戦利品として飾らず、いつもきれいににしているので、正確ではありませんが。』 コメントと撮影: ウツノミヤさん

『私の画像は午後に撮ったものですが、まどいが観られたのはセイタカアワダチソウのトップ近く。その中段に、母グモと思われる♀が円網を張り、こしきに占座しておりました。 ウツノミヤさんの画像と私の画像で最も違う重要な点?は、生れた子グモの数の違いだと思います。 成体まで生き残る確立がより大きいと思われる自然環境の豊かなところでは、クモは卵数を減らしている?環境がより過酷な東京地方では、卵数を最大化している?ははは…わかりません。 (060815東京都足立区)』 コメントと撮影: くも子さん


♀と♂(上) 『7/11(2008) 南伊豆 山をしょった民家の北側で撮影 前足の先から後ろ足の先まで対角で8〜9cm』 コメントと撮影: らいおんさん

 

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