キレワハエトリ Sibianor pullus

 ハエトリグモ科 体長♀3o前後、♂約2o


♂ 『消えた生息地で撮った、思い出の写真です。多分、キレワハエトリ Sibianor pullus だと思っています。(東京都足立区2011年5月)』 コメントと撮影 : くも子さん

『春から初夏にかけ、こんなシーンがよく観られました。』 コメントと撮影 : くも子さん

『〜Eまで、およそ30秒間のできごと…ご覧下されたく。』 コメントと撮影 : くも子さん

『Cです。種によって、オス同士が鉢合わせした時の威嚇のしかたは違うようですね。このキレワハエトリの場合、いちばん太い第一歩脚を左右に目いっぱい広げる動作がよく観られました。 (同所に出現するヒメスジハエトリ sp.では、歩脚を互いに向き合った同じ側同士、交互に真上に振りかざす動作が観られます。)』 コメントと撮影 : くも子さん

『Dです。』 コメントと撮影 : くも子さん

『Eです。取っ組み合いとか、組んず解れつ…といったことには至らず、ごく短時間にらみ合いの末、互いにその場を離れる…といった結末になることが多いようです。』 コメントと撮影 : くも子さん


♂[4229]画像 090515東京都足立区 撮影: くも子さん

♂ (090515東京都足立区) 撮影: くも子さん

左ウデブトハエトリ♂、右キレワハエトリ♂ [4327] 『ウデブトハエトリとキレワハエトリの違い 1.第一「脛節」の太さ 2.背甲の形状(腹部形状も若干異なる) 3. 腹背後方白線(白色横帯斑:於千国図鑑)の有無  添付画像左は画像集に載せたウデブト♂です。並べると一目瞭然でしょう。実物を見るときはこれらを全体的に確認できるので見間違うことはありませんが、画像だと判りにくいことも多いですね。写す角度によって同じ個体が別種のように見えることも少なくありません。[4327]個体の腹背後方には「白線=白色横帯斑」のように見える部分がありますが、これは光沢のある鱗片の集まりでしょうね。ウデブトでも産卵期とかで腹部が膨らんだ♀はこの白線が傾斜して見える場合もありますが、[4327]ほど幅広に見えることはないと思います。』 コメント: きどばん
※背甲の形状・色合いを比較するのが判りやすいかもしれない。


♂ 080601 東京都八王子市 撮影: きどばん

♂ 090523 東京都八王子市 撮影: きどばん


♀タイプ 060617 東京都八王子市 撮影: きどばん

 

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